おおよそだいたい、合唱のこと。

ようこそお越し頂きました。
主に、管理人が参りました、合唱団の演奏会のロングレビューを掲載しております。
また、時折、気分に応じて、合唱如何関係なく、トピックスを記事にしています。
合唱ブログのつもりではないのに、気付いたら合唱ブログみたいなことになってきました。
やたら細かいレビューからノリツッコミまで、現状、合唱好きな方の暇つぶしには最適です。
ゆっくりしていってね!!!

2015年1月18日日曜日

【大阪大学合唱団TEMPEST第33回定期演奏会「あなたと」】

2015年1月18日(日) 箕面市立メイプルホール

・第-1ステージ
大江戸温泉物語箕面温泉スパーガーデン
阪急箕面線箕面駅から歩いて5分のところにあります。エレベーターを使って山の中腹にある箕面観光ホテルまで行きます。そこに併設されている温泉が、一般でも入ることが出来るんですねぇ。泉質等細かいことは置いておきますが、ホールも自慢の、スベスベ美肌の湯。とろみを感じる程に濃い泉質が、身体をあっためつつ、お肌をキレイにしてくれます。そう、密度が濃いからか、ほんとに気持よく温まるんですねぇ。床が滑るくらいのヌルヌルです。サウナ好きなわたべは、風呂→サウナ→水風呂のサイクルを3回くらい回さないと元取れた気がしないのです。とはいえ税込み2,200円位とちょっとじゃないくらい値段は高め。入る価値はありますが、これが大江戸温泉物語の資本力的な側面なのでしょうか……とはいえ、有馬よりも気軽に温泉が楽しめるという意味ではお勧めですよ。ちょうど入り終わってから3~4時間経って自転車で帰ってきた今ですが、それでも、身体ぽっかぽか。沿道には、かの有名なもみじ天ぷら売ってます。結局まだ食べる勇気がない笑 そういえば箕面温泉のすぐ近くにある箕面大滝すらまだ見に行っていない!今日の午前中はちょっと生活リズムガッタガタでしたし、気になるラーメン屋もあるし(なぜか今日は行かなかった)、今度また行かないとな……!

さて、温泉でまったりした後は、そこから歩いて15分くらいでたどり着く、箕面警察署の隣へ。はい、本日は、大阪大学の合唱団の中で唯一聞いたことなかった、テンペストの演奏会でした。この壮大な前振り笑

・大阪大学合唱団TEMPEST
さて、大阪大学男声合唱団はついにこの2年間で定演伺えそうにないのですが(申し訳ないです!浅井先生の中勘助とか超聞きたい……)、音を聞いたことない、という意味では、この団が4つある阪大の合唱団の中で最後ということになりました。ちょっと上の世代の方ですと、大阪外国語大学の合唱団としてテンペストを記憶されている方も多いと思います。大阪外大と阪大の合併に伴い、大阪大学の合唱団となりました。しかし、大阪外大のサークルは、文化会・体育会ともに、合併の憂き目にあったり公認が得られなかったりで、どこも苦労したそうです。そんな中、テンペストも、阪大公認となって今年でやっと2年。団員の上回生、ちょうど非公認時代の世代が少なめなのをみると、当時の苦労が忍ばれます。現在団員数が大体25人といったところの様子。
しかし、この「阪大」TEMPEST、外大時代からのアイデンティティもよく引き継いでいるようです。拠点は今も、外大のあった箕面キャンパス。そして何より特徴なのが、その選曲。旧外大、つまり外国語学部が主体となるだけあって、世界各国の珍しい言語、珍しい合唱曲をたくさん持ってきます。さすが、本業から引き出しを無理やり増やしにかかるという、まさにこれこそ強みを生かす比較優位というべきか笑 そんなわけで、阪大云々差し置いても、ぜひとも聞いてみたい合唱団でした。

・ホールについて
昨年度末に何回か行っていますね。例の、ホールピアノがベーゼンドルファーのホールです。そういえば、Nコンの来年の課題曲が「メイプルシロップ」なんでしたっけ。
しかし、公営ホールのくせしてメチャメチャ優秀なんですよ、このホール。時間を掛けた残響がっていうことでもないんですが、逆に、ソリッドな音をソリッドなまま十分響かせてくれている。けっして押し付け感ある音でもなく、上品な音。口笛も良く響く笑 いやぁ、宝塚ホールも好きですけど、このホール、自分の中でもイチニを争う大好きなホールになりそう。席も座り心地いいですしね。問題は、やはり、ホワイエが小さいところか。ちなみに、電車アクセスは、大阪駅から40分あれば十分たどり着ける距離かと。「意外と」近いホールです。多分、吹田メイシアター行く感じでたどり着けます故。あと、乗換駅である石橋駅の構内で案外時間が潰せます笑

ところで、開演前チラシを見ていると、なにやら不思議なものを発見。何を隠そう「結月の恵方巻」のチラシ……海鮮七福巻が1,290円で予約受付中……当日はサラダ巻きも一本500円で販売予定……電話または店頭にて予約受付中とのこと……団員の子のバイト先のノルマかな……(戦慄)ちなみに、今年の恵方は西南西だそうですよ笑

ちなみに、「そういえば」組曲での演奏はなし。個人的にはフロイント以来でしょうか。それも、ポップス編曲というよりは、ガチガチの合唱曲を揃えて4ステージ。それでもしっかりとテーマを持ってプログラムを組んでくる点、緻密さが伝わる素晴らしいプログラムです。なおプログラムの団員紹介は、まるで男声合唱団のようにぶっ飛んだものだった模様笑

・第0ステージ
後藤丹・大阪大学合唱団TEMPEST団歌「世界の果てに生まれた詩」(藤見知世)

外大から阪大になる時に、新しく書き下ろされたのでしょうか。とても現代的で爽やかな曲調の光る曲でした。いい団歌と一緒に過ごしてますなぁ。ハーモニーの揃いが良く、ユニゾンもうじゃい。平板に流れていったのが惜しいところです。また、ソプラノが声圧欲しいところであまり返ってこず、逆にテナーは、メロディになると最高にいい響きなのですが、逆にハーモニーに入ると多声部を食ってしまいがち。バランスの問題、でもそこが難しいところでもあります。また、この演奏から、少し声のピッチが落ちていくような感じが怖いと感じることもありました。

入退場がとてもスムーズです。各合唱団、フェルトだの歩き方だので消音対策が優先される向きがありますが、個人的には、ゴトゴト音鳴らしてでもいいから、さくさく動いてくれたほうがよっぽど印象いいなぁという思いがあります。

第1ステージ・言葉を超えるとき
間宮芳生「合唱のためのコンポジション第1番」より〈II〉
千原英喜「よびかわし」
指揮:山本尚義

まずは、オープニング的に2曲。まさに師弟の曲をひとつずつ。あらゆる言葉を大事にして歌っている合唱団にして、第1ステージ目は、囃子的な超言語コミュニケーションから入ります。なんという皮肉笑
両曲とも、聞き入ることの出来る美しい演奏でした。特に、この2人の和声的な美学を十分に表現し切れていたのが印象的。特に縦に美しいステージでした。しかし、他方で、もっと俗になってもいいのでは、というのが、この2曲を通しての共通の思い。間宮ならかなり特徴的に囃子が入っている点から考えてみても、その部分でもっと引っ掛けることで、和声がより輝きますし、千原にしたら、意図的に仕掛けないと、「単に」和声の綺麗な曲、というふうになって終わってしまうと思います。気になる点として、外声のボリューム不足が挙げられます。特に千原は、フォルテがフォルテらしく鳴るとより千原らしい力強さが出てくるのではないでしょうか。
そして全体を通しての課題となっていた点としてひとつ。概ね、とても緊張感の高い素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれていたのですが、だからこそ逆に、ほんの一瞬、緊張感の崩れる部分がある、っていうのが、まま感じられたのが、とても惜しいところでもあります。例えば、間宮でいったら、「バラン」っていう発声をするところ。これからも、折にふれて出てくるポイントです。
しかし、いい演奏でした。アンコンなりなんなりコンクールに持っていけば結構いい成績を貰えそうな気がします。

また、譜面の扱いですが、特に指示がなくても、先生が礼をした時には楽譜を閉じて正対しているのがスマートなように思います。指揮者が礼をしている時に楽譜を開いているのは、少し戴けない。

第2ステージ・World Weddings Wandering
Rundolf de Beer「Fiela」(南アフリカ民謡)
Veljo Tormis「Pilkelaulmine」(ヴォート地方の伝承詩)
James E.Moore Jr.「An Irish Blessing」(アイルランド伝承詩)
Béla Bartók「Wedding Song from Poniky」(スロヴァキア・ポニキー地方民謡)
Veljo Tormis「Sööge, langud!」(キーヌ島の伝承詩)
指揮;山本幸奈(学生)
ピアノ:高嶋志(学生)

これぞテンペストの真骨頂というべきか。学指揮のステージにして、この怒濤の外国曲ステージ。本当に、どこから引っ張ってきたのかさっぱりわからない曲達で、ウェディングソング特集です。トルミスという名前に謎の安心感を覚えるw「Fiela」の、掃除をする花嫁を模した動き付きのアンサンブルから始まり、最後まで色々な言語で世界の結婚の諸相を歌いました。その言語について、テンペストのTwitterで解説がなされていたのですが、特にヴォート語は、もはや話者がテンペストの団員よりも少ない程なんだとか……さらに、「Fiela」のツワナ語は文字を持たない言語とのこと、なんていういろんな情報が回ってきていて、とても勉強になりましたm(_ _)m笑
全体的に和声押し目の曲の中で、しっかり歌いこなす実力を持っている合唱団でした。そう、間宮・千原の和音も聞いていて非常に気持ちよかったですからね。ただ、このステージでも、やはり、1ステのように、表現の仕方にもっと工夫があると楽しめるステージだったように思います。特に、繰り返しの「Fiela」、決して嬉しい結婚とはいえない「Poniky」の母への恨み、さらにはお祭り感覚で騒ぎ立てる「Sööge」など、全体が明白な標題に支えられた音楽による構成ですから、その点、もっと戯曲的に歌ってしまっても良かったように思います。
いやしかし、特にヴォート語の曲なんかがそうですが、歌詞ページ見てみると、とんでもない発音の曲が続いてるんですね。これどうやって発音するの、っていうふうには中々ならないものですが、今回ばかりはもう、アルファベットで書いてあろうとなんだろうと、ついてけないものはついてけない笑 そんな曲達を、さも母語のように涼しい顔して歌っている。いやはや、別に阪大のサークルなだけあって、みんながみんな外国語学部なわけでもないけれど、こればかりは、さすがと脱帽せざるを得ない。積み重ねの力ってありますからね、言語って。

インタミ15分。このホールはホワイエが狭い(またか)
あと、周りが団体さんだったために、ちょいと肩身が狭かったというか笑
あ、そうそう、この演奏会、サブパンフの歌詩翻訳がほんとうに素晴らしかったです。とくに、後に出てくるKen-Pの曲。これは、あてつけでもなく、さすがですわ。情緒性を崩さずに素晴らしい意訳をされている様子。

第3ステージ・企画ステージ「R」
Matthew Harris「It Was a Lover and His Lass」(William Shakespeare)
坂井泉水(arr.今村康)「負けないで」(織田哲郎)
木下牧子「夢みたものは……」(立原道造)
指揮:武岡拓弥(学生)
ピアノ:山本幸奈(学生)

ああ、なんか久々!ガッツリ演出付きの、アトラクションステージというべきか演出ステージというべきか企画ステージというべきか、いい加減統一名称をくれ!w いやね、そら、ネタはそれっぽいところから取ってきてるんですけど、登場人物のところに「ロミオ」「ジュリエット」と「ハムレット」、「リア王」「コーディリア」「サオー」など、明らかに同居してはならない人々が列記されている点、パンフレットのあらすじの末尾に「※このあらすじは、実在の人物、団体、本編とは全く関係ありません。」などと書いてある点、これはもう、あらゆるものを察するしかない方向。松尾プロダクション企画。てかなんだその製作会社(単なる団内サークルのようです)。
全体の骨になる伏線が(こんなんでも)意外と壮大で、その点、深いテーマを持ちつつ(?)結局中身はいわゆる「演出ステージ」。ところどころに入るネタに抱腹絶倒w とにかくネタだらけでしたね笑 個人的には、途中、決闘シーンで入る歌舞伎調の演技が好きでした笑 ところで、今年は一貫して、しいたけを虐げる年なのでしょうか
さて、曲。シェークスピア詩の曲、すごく好きです。繰り返しに対して、推進力が段々落ちていっているようなきがするのが気になる。「負けないで」、メロディを歌う曲になると、どうしてもソプラノの弱さが際立ってしまうか。メロディをもっとしっかり歌いたかった。夢みたものは、は、もう愛唱曲ですからね。安心して聞いていられます。
あと、劇全体として、舞台展開や歌へのつなぎ方を、ぶつ切りでなく、もっとシームレスに、伏線作りながら自然につなげると良かったように思います。ちょっとぶつ切り感や、舞台展開に時間かかっている感を露骨に感じてしまう場面がありました。ネタが面白いだけに、ちょっと残念。次に期待。

さらにここでインタミ10分。そりゃ、あれだけ着込んだら、着替えなきゃいけませんからね笑

第4ステージ・遠まわりする思い―恋の風景、いくつかの―
佐藤賢太郎「Love in the Sky」(April Amante)
György Ligeti「Kállai kettõs―カッローの対舞―」(ハンガリー民謡)
Ivan Yohan「Take, O Take Those Lips Away」(William Shakespeare)
後藤丹「幸福」(山村暮鳥)
石黒晶「まやしぇこ」(波照間島の伝承詩)
田中達也「はかる」(田口犬男)
指揮:山本尚義

さて、2ステに続いて(?)恋にまつわる曲達。なにやら山本先生、恋にまつわる歌が大好きなようで(?)度々恋に加えて適当なテーマをくっつけてアラカルトを組んでいる様子。ちなみに今回は「点景」だそう。その点に対してのコンテクストとしての「遠回り」ということの様子。その「遠回り」なコンテクストの中に置かれた恋の風景を「点」として、少し俯瞰的に捉えている曲達、ということ。深い。深すぎてどうまとめようか随分悩んだ←
第1ステージで書いたような、時折無神経な音が出てしまうという欠点が割と露骨には出たのですが、それは、つまり、その他の音がすべて綿密に研究されていることの裏返しにほかならないように思います。いやらしくない緊張感のなかに確立されたアンサンブルの質はとても高いのですが、他方で、とても気持ちよく聞ける、まさに、テンペストの1年間研究してきたサウンドというものを魅せつけられた思いです。
Ken-Pは、やや内声の音の甘さが出てしまったか。また、高音に上がるとき、少し無理してのぼりにいっている印象。あくまで、印象。「Kállai」は、後半の機動性の高い部分が素晴らしい。それでいて、さすが、言葉もちゃんと飛んでくるのが印象的。ハンガリー語を結構得意としているようです。今日イチの演奏は、この曲だったのかも。「Take」最後の和音の魅力にかけて、もっと表現できたはず。特にソプラノ。この熱情的な思いの歌詩、あえて言おう、力 is Power。「幸福」この曲好き。非常に好き。『祝婚のうた』の1曲だそう。つまるところこれはウェディングソングではないのか← リフレインや和声に対して、表現的な意味合いにおける必然性を感じきれなかったのがとても残念。「まやしぇこ」2013年東混初演以来の再演だそう。石黒先生が会場にいらっしゃいました。この団の実力の良い所が如何なく出ていた用に思います。各パートの自律性と、発音に対する配慮。ベースの「ヨーイヨホホイ」は絶品。静謐さと、確かな前進。多く再演されたい。「はかる」東京で絶世の人気を誇る(?)あひる属性の人の曲← 終わりにさわやかな曲です。四声それぞれの主旋律がもっと立つとよかったところ。tuttiはキレイでしたが、途中、力尽きてしまったか?
しかし、全体、とても楽しく聴くことが出来ました。色々いうところはありましたが、力強く、そしてしっかりとハモる音の上に立脚しているアンサンブルでしたので、まずなにより、聞いていてとても気持ちよかった!整ったアンサンブルだからこそ、細かいことが気になるというところ。これを乗り越えたら、この団は、多分凄いことになる。

山本先生挨拶。まさに、この言葉が象徴的。「印象的なのは、団員間が今後の方向性についてのディスカッションをよくやっていたこと。目に見える成果がすぐ出ない活動はしんどいが、それを笑顔も以ってやっていたのをみるのはとても頼もしかった。」

・アンコール
林明日香「小さきもの」(OB編曲)
指揮:山本尚義
どうもこの団、アンコールでは毎年変わり種を持ってくるそうで(以前はまどマギ主題歌の実績もあった模様)、今年は、ポケモン映画(ジラーチ)の主題歌だそう。すんません、ポケモン映画はエンテイで時代がとまってまして……笑
アルペジオの積み方が素晴らしい!まさに、この団の得意技を魅せつけられました。気持よく響く、そして美しいメロディとハーモニー。いやぁ、いい曲ですね、これ笑

アンダーソン(arr.松下耕?)「タイプライター」
指揮:山本幸奈
例のアレです(ざっくり)。なにげに、この団の楽器の多さを見せつけられる曲でした。何より、楽しいですね、こういうスキャットだらけの曲って。どの団員もしっかり歌っているからこそ、こういう曲が歌えるってもんですよ。

団長挨拶。「これからも、「あなたと」ともに、歩いていけたら」と、きっちりタイトルフラグ回収してくれました笑
団員一礼して、会場お開き。このホールは、ロビコが出来ないホールですからね。

・まとめ
全体としてとても美しいアンサンブルでした。だからこそ、もっと出来るアンサンブルというものがあります。公式通りの演奏が出来るというのは、それだけで素晴らしいことなのですが、逆に、そういうことが出来る団だからこそ、是非もう一歩踏み出してみて欲しいところ!そうすることで見えてくる世界に、無限の可能性を感じてやみません。
そして更に、この団の最大の魅力とも言える、この独特のプログラム、是非これからも守ってほしいものです。学生団はおろか、一般団でも、ここまで尖った選曲をするところは多くないように思います。派閥的なものだったり、人気的なものに左右されずに、確固として、自分たちのやりたい音楽を追求している様子が伝わってくる良質なプログラム。一時期は冷遇されながら、しっかり歴史を紡いできた、その歴史の素晴らしさをも理解させられる選曲。そして、それらの曲をしっかり読み込んで、演奏に落としていく、演奏からも伝わるストイックな姿勢。是非、これからも、しっかり守っていってください。いや、もちろん、人気曲やってくれてもそれはそれでいいんですけどね笑、でも、勉強になりました。とても。

・メシーコール
「ラーメン まこと屋 箕面店」
財布がすっからかんになってきましたけど、ラーメン食べたいという欲求は抑えられませんでした笑
「とろ〜り半熟煮玉子牛醤ラーメン」を注文。替え玉1回。要は豚骨ラーメンを牛骨でやっちゃいました、っていうものなんですが、凄まじく口当たりがクリーミーでした。臭みもなく、美味しいのですが、他方、入っている油が若干雑味っぽく感じたり、(目の前の厨房で入れていた)大量の白い粉が、恐らく、味をボヤケたものにしてしまっているような気がしてなりません。普段出汁とって汁物作ってる僕みたいな人間には、化調のうまみって、バレますからね?笑 いや、とはいえ、美味しかったです。ちなみに、明日から替え玉無料だって。金返せ!

0 件のコメント:

コメントを投稿